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1年生第4課題「風景の中の住空間」
1年生第4課題「風景の中の住空間」の参考作品と出題者の田淵先生のコメントを紹介します。


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江波 蒼君の作品
棚田を敷地に、伸びやかに建てられた美しい住宅である。カーテンの開閉によって開放的にも閉鎖的にも出来るフレキシブルな空間は、住人にとっても、この住宅を訪れる人にとっても魅力的である。風景に柔らかく溶け込んだ住宅である。夜、明かりが灯った時もきれいに違いない。
中央の柱をなくす方法や、屋外との繋がりが出来るよう工夫すると、より良くなるだろう。




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岡 美里さんの作品
発電によって周辺の環境を感知し生き物のように動く住宅は、住宅の近未来を予感させる斬新な計画である。水平に設けられた透明な構造材(家具でもある)によって住空間と外部の環境が溶け合う様は、今回の敷地に不思議な魅力をもたらすに違いない。
最新の技術を使い計画にどうリアリティーを出せるか。もう一歩踏み込んでデザイン出来ると更によかった。




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菊地 慶香さんの作品
周辺敷地をよく読んでプランニングされている。十字形に設けられた廊下が効果的で建築と周辺環境とが一体のモノであることを感じさせてくれる。この廊下に続く伸びやかな吹き抜けを持った住空間は、住人にとって居心地がよさそうである。全体のプロポーションもきれいである。
全面トップライトのガラスのデザインをつめると更に良くなるだろう。




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小林 菜々美さんの作品
丘の上に立つ気持ちのよい住宅である。斜面から建物に入ると、「人と光りの住まう住宅」と名付けられた言葉通り、光りに導かれて上階のリビング空間に出る。半屋外のバルコニーとこの開放的なリビングには野分けの風が吹き渡るようである。同階の水回りの位置と面積バランスは絶妙である。
ロフト階壁面にも視線や風の抜ける開口部があると、更に空間に動きが出るのではないだろうか。




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長島 悠也君の作品
丘に建てられた魅力的な住宅である。エントランスから大きな開口に導かれるギャラリーホールと2階への階段が美しく気持ちがよい。2階に入ると前面に開けた窓から見渡す棚田の風景は圧巻である。
2階の両サイドの壁のデザインをもっとシンプルにすると、正面のピクチャーウィンド-がもっと魅力的になったであろう。



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早川 伸子さんの作品
棚田・川の上・斜面へかけて住宅の機能を分解し、各部屋を緩やかにデッキと階段で繋いだ住宅である。全体は住む公園のような感じで各施設が繋がり、各々の高さや部屋の向きの変化で敷地から見える空間の違いを楽しめそうである。室内よりも屋外のデッキに生活の主体があってもよいと感じさせる住宅である。
デッキの足とその下の空間の使い方の提案があるともっとよかった。



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川沿いの棚田の段差を生かし、住宅の各施設が書棚を併設したスロープで結ばれた住宅である。各空間は全体が見通せ、絶妙な距離感で繋がりを持ちながらそれぞれは独立した落ち着いた空間になっている。住宅全体は大きなピクチャーウィンドーによって、外部からは風景に同化したように見える。床下のピロティー部分の扱いを明確にすると建物が浮いてきれいに見えると感じた。





以上です。
(mi)
by edd-news | 2012-03-06 10:31 | Grade 1
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