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デザイン2第三課題建築
デザイン2第三課題建築の講評が行われましたので、参考作品者に輝いた作品を、担当教員である田淵諭教授のコメントとともに、ご紹介いたします。

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(kh)



安藤鋼介くんの作品
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木造の木の香漂う楽しい幼稚園である。こどもたちにとって楽しい空間が、室内や中庭の各所に見られる。分棟と中庭のスケール感が良い。保育室内には、こどもたちの遊びや学びに合わせた空間が設えられていて、空間を見ると幼稚園内のこどもたちの動きが想像できる。


奥村晃くんの作品
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多摩地区のこの敷地にあって、南北に細長く分節された各保育室間に、心地よく風が抜けることを視覚的に良く表現できた魅力的な幼稚園である。各保育室は敷地南北3mの高低差をうまく利用している。吹き抜けから射し込む光は保育室を快適でドラマチックな空間にしてくれている。


神農志織さんの作品
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敷地内に放射状に伸びやかに配置された園舎と、その中庭を囲むガラス屋根によって開放的で楽しい幼稚園を構成している。各室は緩やかに2分割され、そこの天井に設けられたトップライトからも心地よい光が入ってくる。中庭の8の字型デッキはこどもたちに最高の遊び場を提供してくれている。


斎藤萌さんの作品
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敷地の曲線に沿うように曲線状に配置された保育室と、保育室間と中庭に軽やかに架かった屋根のリズムがとても美しい幼稚園である。特に屋根の丸い開口部と、その下に出来る空間の関係が魅力的である。保育室から離れて設けられた外部の遊具も楽しそうである。幼稚園のタイムスケジュールもよく考えられている。


鈴木千尋さんの作品
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同サイズの7つの平面を持つキューブが、地下1階から2階まで、シンプルに縦横につながるプランであるが、各キューブ独自の開口部と色彩がひとつの建築となることで、全体として美しいハーモニーを奏でた楽しい幼稚園である。特に北側遊歩道を歩いている人にとっても建築の楽しさが伝わってくる。


武松志保さんの作品
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有機的な平面を持ちながら、膜構造の屋根の架かった、明るくフレキシブルな楽しい幼稚園である。天気や行事によって、建築の一部となっている家具を可動させ、園舎内を所狭しと駆け回ることもできる空間は、いろいろな使い方ができて楽しい。園舎へのアプローチの林の空間も魅力的である。


総評
今年は出題当初に、OBたちが産学共同で園庭や外構の設計を手掛けた「誠美保育園」
と、多摩美OBの佐藤可士和氏がプロデュースした「ふじ幼稚園」をみんなで見学した。
どちらの園長にも共通していたのは、教育の考え方のスケールが大きく子供を心から
愛し、空間や施設にこだわりを持っている方であったこと。この見学会を通して学生
たちは多くのことを学ぶことができた。
今年は毎週火曜日のエスキスミーティングに加え、金曜日は演習を行ったことが大き
な特徴である。
演習は、面積算定・機能分析・1日の時間割の設定・構造設計等、どちらかというと美
大生の不得手とする部分の強化に充てた。
完成した各学生の作品は、全般的に面積の押さえや機能が明確にできた。その上で各
自が独自のテーマを掲げた楽しい幼稚園が設計できたことは大きな収穫である。
むずかいし敷地だったが、敷地の特徴を生かした学生も多く、魅力的な空間を持つ幼
稚園が数多く生まれた。
今後は架構システムと空間の融合が図られると、更に良くなると思う。
今後の伸びシロを感じさせてくれる作品群であった。

2013.11.14
田淵 諭

昨年度、1/200スケールで模型を作った課題でしたが、今年度は1/100で制作しました。
学生たちの授業出席率も高く、副手の私としても、非常に熱意を感じました。
この課題がさらなる飛躍につながることを願い、今後も楽しみにしています。
第四課題も、頑張ってください!!

(kh)
by edd-news | 2013-11-22 17:14 | Grade 2
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