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2014年度一年生第三課題「光の空間」
「光の空間」
担当:松澤穣先生 富樫克彦先生 橋本潤先生 古暮和歌子先生 田嶋豊先生

課題と参考作品者の作品を先生のコメントとともにご紹介します。
※一部作品が光量不足のため撮影できていないものがあります。
all photo by Kimura Yui

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【課題】
光によって空間を顕す。そのための装置を制作する。しかしその装置は問わない。ただひたすら顕れた空間、それのみが作品である。
光源は太陽・月・白熱球・蛍光灯・ろうそく・蛍・・・等自由。その反射・透過・投影などの光の可能性をひきだし、空間を顕すこと。装置は一人で移動が可能な大きさ・重さとする。
照明器具のデザインやライトアップの計画ということではない。光源である装置によって顕れる空間をデザインする。周囲の環境と一体化することによって成立する空間でもよい。空間の大きさの解釈は様々である。
設置する場所はデザイン棟の1、2階ギャラリー・412・413教室・5階・デザイン棟中庭に限定。

【講評】
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小松 勁太
ふとした閃きでアイディアを得ることはよくある。しかし、それを作品に投影し成功するためにはもう一段の工夫がそこには必要になる。蓄光塗料に注目したのは最初の閃きであったかもしれないし、最後の工夫であったのかもしれない。そのどちらであるにせよこの作品は蓄光塗料を用いながら、その存在を消すことによって成功している。吊られた幕の足元が「ゆらぐ」ように光を放ち、強い光の輪郭を残すのではなく淡く消えて行く様は、幻想的な時間と空間を創り出していたと思う。幕を三枚にし、それぞれに塗料を塗って重なるように工夫をしたことが光に奥行き感を与え「ゆらぎ」を創った。構造の要素が繊細な美しさを生み出した所以だろう。  
(コメント 富樫克彦教授)




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CHEN Bin
天地創造の記では闇を押しのけて光が現われるとされているが、この作品の初見の印象はこれであった。作者が意図した強い光の乱舞を効果的に表現するためにまず圧倒的な闇を必要としたのだろう。無造作に設置した反射板に照射したレーザー光は思いがけない乱反射を起こし、天井の配管等までも当初から意図されていた装置の一部のように、その形態を浮かび上がらせている。床や壁の写り込みも当然計画の内にあったのであろう、乱反射を続ける様子はエネルギーを感じさせ、その広がりが無限の空間を創り出しているように見えた。ダイナミックさをも合わせて作り上げることに成功している。
(コメント 富樫克彦教授)


朴 濤賢
※写真無し
暗順応後、やっとみえてくるほどデリケートな作品で、レンズでは捉えきれなかった。
ドラム缶のような太い円柱が、立っているだけなのだが、そのボリュームは消え、
円の切り口が、そのかたちを失い、仄かな明るさだけとして空間に浮かぶ。
感動した。(コメント松澤穣教授)

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林 眞邑
ここ数年定番のアプローチではあるが、この課題は、まだ見ぬ現象の大発見などということを期待しているわけでない。皆、等しく置かれている物理の法則によって生じる諸現象を画材に、いかなる空間を描くか。林の作品にその一つの答えを見た。(コメント松澤穣教授)



森反 寛也

※写真無し

二枚のシートの間に仄かな明かりが挟まれていだけなのが、
限界まで絞られた光量故、シートの物性も消えて霧状のような霞とも言える状態が目前に広がる。ここまでの感覚を共有できることが、この授業の醍醐味だと思う。
幸せな瞬間だった。(コメント松澤穣教授)


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渡辺 芽衣
二枚のシートが反射しあうことで、奥行きのある光を獲得できた。アイレベルからさらに上下の空間への広がりがあれば、この現象の可能性をひろげることができると思う。
(コメント松澤穣教授)



by edd-news | 2015-04-14 16:55 | Grade 1
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