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2016年度 3年生 第1課題
建築デザインコース SHIBUYA OFFICE 2021 担当:吉野繁先生、松澤穰先生 課題および、参考作品、担当の先生からのコメントをご紹介します。 講評風景(2016.5.10.tue) [課題] 東京オリンピック後の渋谷に建つ、近未来のオフィスをデザインして下さい。 2021年、オリンピックが終わり、渋谷は大きく生まれ変わっているかもしれません。今と変わらないのかもしれません。この課題を始める皆さんが、就職し、そろそろ実際に、自分の設計した建物が建ち始める頃です。ドキドキしますね。 渋谷という街は、オフィス、商業、ライブハウス、ゲームセンター、飲食店、映画館あらゆる業種が混ざり合っています。この街には、次々に新しい業態が生まれ、働くスタイルも大きく変わろうとしています。家でもスタバでも、どこででも仕事ができる現在、顔と顔を合わせるオフィス空間は、どんな姿になるのでしょうか?未来の自分たちがそこで生き生きと働いている姿を想像できるような、新しい建築を設計して下さい。 [総評] 若者文化で溢れる渋谷に、2021年、その場で働きたくなるオフィスを設計するという課題でした。規模が大きいため検討スケールは1/500という尺度でしたが、学生たちのどの案も建築にとって最重要なコンセプトを第一に考え、素晴らしい概念、新しい発想のデザイン案が多く見られました。一方で、オフィスのコアプランや外装については、デザイン・検討を重ねる段階までいたった案が少なかったのが少々心残りでした。 (吉野) [参考作品] ○大賀 菜美 「太陽帆」 雑居ビルが立ち並び、ともすれば息苦しさも感じるという渋谷において、南面の太陽の明るさを建物に十分に取り込むという発想から断面・ボリュームをデザインした案、首都高速とのレベル差も考慮し、単純な断面形を東西に少しずつ変化させることでダイナミックな外観となった。南面からの光のグラデーションという平面コンセプトとレイアウトが若干かみあっていない点が残念なとこでした。 (吉野) ○橋本 湧也 「SHIBUYA STEPS」 敷地を最大限利用する均質な平面を重ね。この平面レイヤーを傾斜するボックスで支持する案。このボックスは階段室や機械室で構成し、このボックスに沿って上下階の連続性、視界や空間のヒエラルキーを生み出す。アーバンコアの構成もこの傾斜核で検討していくなど、細かい配慮も見られた。渋谷らしいスピード感・新鮮さの溢れる案、もう少し構造を意識したボックス配置であれば、さらに良かった。 (吉野) ○溝口 ひかる 「仕事と遊びが共鳴するオフィスビル」 オフィスのユニットをメゾネットの執務空間とコミュニケーションスペースで構成し 中庭に面して配置。これによりユニット間の連携も期待できる構成となった。併せて、 オフィスの機能を分解し、矩形となる執務・会議・縦動線部分に主要構造を配置することで、中庭とそれに面するコミュニケーションスペースの空間自由度を高めた発想は大変素晴らしい。この矩形の配置と外観との関連性にもう一工夫あるとよりいい案になった。 (吉野) (mat)
by edd-news
| 2016-06-21 14:59
| Grade 3
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