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1年生第4課題《週末住宅》
1月に1年生第4課題《週末住宅》のクライアント 高橋周平教授と奥様を招いての講評会が行われました。その様子を高橋教授と出題者でいらっしゃる田淵教授のコメント、作品数点と一緒にお送りします。[go]

【講評会の様子】
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【高橋教授のコメント】
『家を造るのは人生の節目』
「家を造りましょう!」。2009年秋のはじめ、環境デザインの田淵諭教授が私の研究室でそうおっしゃった。なんでも、1年生が総掛かりで、「私の家」(セカンドハウス)を設計し、プレゼンしてくれるという。人数にして60余名。どちらかというと縁の下でくすぶることの多い大学教員の仕事の中で、これほど自分の頂点からスポットライトがあたった経験というものはほかに思いあたらない。そういう意味で、衝撃であるとともに嬉しかった。
家を造る。どんな家を造ろうか。その週末から私と妻は話し合いを進めた。これは環境デザイン学科の演習プログラムである、ということはわかっていても、なぜか体温は上昇し、ああでもない、こうでもない、いや、それは違うんじゃないか、と二人で意見を出し合う。
家は、これからの生活の少なくとも数十年を決定づける環境、いや、何もかも巻き込んでしまう概念である。大げさに言えば、「私は何者であるか?」という自問に対し、「こうなのだ」と答える。それが家だ。
どんな家に住もうか、夫婦の話し合いが熱を帯びたのも当然のなのである。その際、「最近飲みすぎ」「太ってきた」とかそういうネガな要素も出るのである。そんなときはうつむいて、丈夫な家のように嵐をやり過ごす。
その数ヶ月後、私たち夫婦は、とても素敵なプレゼンテーションを受けた。楽しくて楽しくて仕方がなかった。私と妻の意見はまたまた食い違いそうだが、どの作品であっても、私たちの人生をすばらしいものにしてくれることに、間違いはない。私はみんなに約束している。ベストセラーを生み出し、たっぷり軍資金を用意し、この中の誰かに必ず建築してもらうのだ。金は出す、口はださない。そのときは思い切りやってほしい。
一生懸命、私たち夫婦のことを考えてくれた学生の皆さん、研究室のみなさんに深く感謝しています。


【田淵教授の総評】
毎年1年次は実技課題で身体・空間・インテリア・ランドスケープ・光などを学び、学年最後には建築を中心とした総合課題として「風景の中の週末住宅」が出題される。これは、インテリア・建築・ランドスケープの各課題で得た知識とデザインの感性を総合化して取り組む課題である。
今年は、写真評論家・編集者の本学教授高橋周平氏に建築主になっていただき、大学近くの自然豊かな場所を敷地に見立てた。
講評会にはご夫妻で出席いただき、示唆に富む言葉をいただくことができた。
その中から

■岡崎くんの作品
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各部屋、各機能をひとつずつバラバラに独立棟とし、林の中を散策しながら住まうように設計された案には、不便さを楽しみに変える不思議な魅力があった

■小菅くんの作品
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角材をリブのように組み合わせた3つの箱を絶妙なバランスで配置した案には、プロポーションの美しさと機能性のみごとな融合があった

■北原くんの作品
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林の樹々の位置を読み、幹や枝をよけながら・囲い込みながら室内外を一体化して生活の場を作った案には、自然の中の伸びやかな住まい方を感じた。

■寺田くんの作品
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三角形を平面のモチーフに使いながら棚田との視覚的一体化を果たした案には、既成に縛られない自由な発想を感じた 等々。
建築主のユニークなイメージによって、今年も感性豊かで楽しい案がたくさん生まれた。出題者として欲を言えば、エスキス過程で自然と触れる住まい方とは何か、人が住まうということの根源的なところをもう一歩掘り下げることが出来たなら、より設計のリアリティーが増したのではないかと思った。
by edd-news | 2010-02-23 12:02 | Grade 1
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