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2013 デザイン1 第三課題 「光の空間」
2013 デザイン1 第三課題
「光の空間」
担当:松澤穣先生 富樫克彦先生 橋本潤先生 古暮和歌子先生 田嶋豊先生

課題と参考作品者の作品を先生のコメントとともにご紹介します。
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【課題】
光によって空間を顕す。そのための装置を制作する。しかしその装置は問わない。ただひたすら顕れた空間、それのみが作品である。
光源は太陽・月・白熱球・蛍光灯・ろうそく・蛍・・・等自由。その反射・透過・投影などの光の可能性をひきだし、空間を顕すこと。装置は一人で移動が可能な大きさ・重さとする。
照明器具のデザインやライトアップの計画ということではない。光源である装置によって顕れる空間をデザインする。周囲の環境と一体化することによって成立する空間でもよい。空間の大きさの解釈は様々である。
設置する場所はデザイン棟の1、2階ギャラリー・412・413教室・5階・デザイン棟中庭に限定。

【講評】


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飯島桜

蛍光灯を垂直に立てただけなのだが、廊下の奥行き感を熟慮の上の配置がより強調し、
微妙にコントロールされた光量が廊下の床面を照らし、壁に反射し廊下の断面を洗いだす。
試行錯誤を重ねた上での秀作といえよう。 (松澤穣教授)

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金崎由女

中央広場の木々の間に沢山の細いテグスを張り、それぞれに水滴がついたような加工を施した作品。水滴状の塊を通してきらめく光、角度によって浮かんだり消えたりする糸・・・雨上がりの蜘蛛の巣のように様々に表情を変える繊細なたたずまいが魅力的です。 (橋本潤准教授)

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川上桃子

実にローテク。そうこの課題は、IT技術を競う課題ではない。技術を駆使しようと思うファーストアイデアのラフスケッチのような課題である。その点において、黒い紙に穴を手作業で開けただけのいわゆるフィルターが作る影がここまで広がりをもって空間をつくれるのだ。光が空間をつくるとはこのことだと思った。 (松澤穣教授)

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久保ゆりか

光がかろうじて届くような深い水底を創る。これを久保さんは光のみで「水の揺らぎ」を見事に表現した。直接的に水を使わなかったことと揺らぎの観察に力を感じる。
上部にある四灯の照明機材がこの現象を創り出しているのだが、我々は揺らぎに目を取られその存在に注目することは無い。 (富樫克彦教授)

鈴木真佑 ※写真掲載なし

短冊状にカットされたメタリックなフィルムが自由落下する。薄いフィルムゆえにたゆたう様に動き、的確な光源の位置からの光のゆらめきを反射する。
風が光となって可視化されたような作品だ。 (松澤穣教授)


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鈴木萌々

粘り勝ちと言えるだろう。中間発表からずっと取り組んできていた。ともすると「ほらのぞいてごらん」的な狭小な視野にとどまる危険性を孕むアプローチだったのだが、一つ一つの精度を上げつつ、ライン上に配置することで、全体として空間を捉えるまでに至ったのだと思う。 (松澤穣教授)

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チン イトウ

プロポーションの余白のセンスが光る。模型を見た時の想像力は残念ながら超えては居なかったけれど、たった一つの光源による、発光する発泡スチロールの角柱とその影で、ここまでの空間の襞ができることを示してくれた。 (松澤穣教授)


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樋川詩織

ピラミッド状の各面にスリットを刻み、LEDライトのエフェクトの効果により、闇の空間が光によって切り裂かれるような激しい空間が出現している。それぞれのピラミッドの配置が的確で、吹抜の階段のすみずみまでとらえた貪欲さも評価したい。 (松澤穣教授)

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増淵直貴

反射する床の質感を充分計算に組み入れた上でこれを水面に見立てている。微かな光を発する生物が静かに空を目指そうと水面を離れる、そんな静かな景色がそこに現われている。LEDの光の端部をグラデーションで消す工夫をしているが、これが上昇して行くイメージを創ることに成功した一因になっている。 (富樫克彦教授)

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村上光穂

テーブルクロス用のビニールシートをテープ状にカットして、廊下に吊り下げた作品。特殊加工された透明シートの魅力を発見し、試行錯誤しながら光の空間を作り上げた点を評価しました。魅力的な素材を扱うと素材負けしてしまう提案が多いのですが、この作品は空間を感じさせるところまでしっかり素材と向き合ってデザインされたと感じます。 (橋本潤准教授)


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柳井結衣

光のコントロールが物質感を消去する。タレルで教わったことでもある。ビニールシートが
幾重にも重なり、あたかもミストサウナにいるかのような湿度感が迫ってきた。濃霧ともいえるかも。実際ブロッケン現象も起こっていた。
教室に一つの小宇宙が生成してたと言えるだろう。 (松澤穣教授)


tmd
by edd-news | 2014-01-08 14:35 | Grade 1
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