S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
カテゴリ
全体
Hot Topics
Grade 1
Grade 2
Grade 3
Grade 4
Grade M
Open Campus
Joint Program
TokyoDesignersWeek
Lecture
School Life
Recruit
今日の花壇
学外業者リンク集
緊急情報
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
2016年度 3年生 第1課題 インテリア スモールオフィス
2016年度 3年生 第1課題
インテリアデザインコース

スモールオフィス

担当:夏目知道先生、湯澤幸子先生

課題および、参考作品、担当の先生からのコメントをご紹介します。


講評風景(2016.5.10.tue)
b0049355_15363367.jpg







[課題]
オフィスとは新しい価値・文化を創造するための場である。同時に働く個人にとっては、人と同じ時間と空間を共有する公共の場であり、日々長い時間を過ごす日常の場でもある。「創造すること」の意味を考えると、新しい仕事や職能を考えることから始まるかもしれない。そして「働くこと」「日常性」についての人への眼差しが重要である。
「ある仕事」を通してどのような世界を創造したいか?そんなイメージを体現するインテリアデザインはどんなものだろうか?「ある仕事」のために効率よく快適に働くにはどのようなオフィスの形態があるだろうか?少人数のための未来へ向けたワークスペースを提案していく。

[総評]
オフィスのデザインは、どういう人が、どういう目的をもって集まり、働いているのかを明確に理解することから始まる。そこが明快に伝わる提案が最終的に高評価につながった。
ワーカーの能力を引き出し、同僚とのコミュニケーションを闊達にし、新しい価値を生み出す場を実現することが、設計に求められる。
さらに、今回の課題では、空間をデザインすることに加え、どのように伝えると効果的なのかプレゼンテーションの方法も評価対象とした。ただし、手法が新しいだけでは意味が無く、テーマとの親和性があってこそ、はじめて意義があることを忘れないでほしい。
プレゼンテーションの場において、模型は雄弁であり、図面は必須である。  (湯澤)


[参考作品]

○大川 翔吾  「手話をつなぐスモールオフィス」
b0049355_15393832.jpg
b0049355_15392363.jpg

b0049355_15395586.jpg

b0049355_15401872.jpg

ITテクノロジーを活かした手話サービスを行う会社のオフィス。 社会的弱者に向けてITサービスをテーマに取り組む姿勢に好感が持てる。 平屋の開放的な空間に視線の繋がりを意識したシンプルなプランが潔い。 (夏目)

丁寧な模型によって、効果的に、空間テーマを伝えている。手話、アイコンタクトがとりやすいオープンなワークステーション、効果的な採光計画がされている。 (湯澤)



○金子 朋加  「四季と生きる 野菜食品の企画開発会社のオフィス」
b0049355_15415448.jpg

b0049355_15421315.jpg

b0049355_15422464.jpg

野菜食品の企画開発会社のオフィス。 現代人の食生活や農業従事者の経済活性などの問題を食品企画開発で改善を計る。 キッチンスタジオを中心にした明るく伸びやかな空間はとても快適に感じる。 (夏目)

四季と生きるというテーマとそこに働く人のつながりが明確に伝わり、かつ、開放的な窓、床レベルの差など空間構成も的確である。 (湯澤)




○木村 友惟  「PHOTO MANAGEMENT OFFICE」
b0049355_15441472.png

b0049355_1549884.png

b0049355_15504211.png

b0049355_15505548.png

b0049355_1551640.png

b0049355_15511936.png

b0049355_15513184.png

写真スタジオを兼ね備えたカメラマンのインキュベーションオフィス。 スタジオなど最低限の閉鎖空間を確保し中庭を介してその他を限りなく開放した。 季節・天候・時間と共に移ろう環境はクリエイティブな感性を豊かにするだろう。 (夏目)

ウォークスルーを使い、空間のつながりが伝わる効果的なプレゼンテーションが実現できていた。自然光があふれる空間は、スタジオワーカーにとって希求される環境であろう。今後は、図面の精度を高めること。 (湯澤)




○小松 勁太  「Neuron Lab」
b0049355_15532131.jpg

b0049355_15533825.jpg

b0049355_15535415.jpg

様々な分野の研究者やデザイナーをチーム編成しプロジェクト進行管理するオフィス。 都市の地下深くへの環境設定は機密性を保持しながらもメンバー間の交流を親密にする。 SF映画のようなファンタジーなアイデアだがこれくらいぶっ飛んでいた方が楽しい。 (夏目)

CG、VRを使った効果的なプレゼンテーションによって、大胆なアイデアを説得できていた。新分野を研究するというテーマとプレゼン手法が合致している点が良い。 (湯澤)




○CHEN Bin  「Personal Tailor ファッション通販ネットショップ」
b0049355_15554817.jpg

b0049355_15575053.jpg

b0049355_1558675.jpg

b0049355_15581844.jpg

b0049355_15583346.jpg

ファッションのネット通販会社だからこそ可能な、湖を臨む環境の良い立地を選択。 中央通路、オープンスペース、プライベートスペースを3つのフロアレベルで巧みに分割し 湖畔の眺望をフックに空間の一体化を実現している。 マッシブな建築ボリュームに対する開口部の切り取り方もリズミカルで気持ちが良い。 (夏目)

大胆に切り取られた窓からの採光、眺望によって、豊かな内部空間が実現している。目線を意識した空間のつながりが良い。 (湯澤)




○難波 美砂子  「Suppurt food 個人経営飲食店、出会いのお手伝いをするオフィス」
b0049355_1612442.jpg

b0049355_1613963.jpg

b0049355_161542.jpg

b0049355_162857.jpg

個人経営飲食店、出店のお手伝いをするオフィス。 大きなキッチンカウンター、ここで交わされるコミュニケーションがサービスの主体であることが良くわかるプランになっている。模型の表現も丁寧でとてもわかりやすい。 (夏目)

丁寧に作られた模型によって、空間のつながり、働く人たちの回遊動線が、わかりやすく伝わった。靴脱ぎの箇所が多くはなったが、収納などの配慮、靴脱ぎのスペースの工夫がされていた。 (湯澤)




○藤丸 詩乃  「個人企業家のためのオフィス」
b0049355_165283.jpg

b0049355_1613448.jpg

b0049355_1614459.jpg

企業家のためのインキュベーションオフィス。海を臨む立地の選択を最大限に活かした 象徴的なプランを構築している。エントランスからオフィスまでのシークエンスもドラマチック。 大海原の先にある大きな希望をプランから感じる。 (夏目)

オーシャンビューの個室、雑談がはずむロビー、開放的なテラススペースなど、魅力的な提案があれている。個人で働く人たちが欲する空間要素が充たされている。 (湯澤)




○守屋 夏海  「ハウスクリーニング tatta お掃除好きが集まるオフィス」
b0049355_1616281.jpg

b0049355_16174416.jpg

b0049355_16184881.jpg

お掃除好きがあつまるハウスクリーニングサービスのオフィス。 階段室の吹き抜け空間を中心として、スキップフロア状にオフィススペースがつながり 社員間の動きや情報の共有が自然に成立する空間構成が構築できている。 (夏目)

オフィスの構成員の働き方の違いに注目し、共同体としての一体感を生み出すための様々な工夫がされた空間提案である。清掃スタッフを大切にする、家庭的な環境が実現している。 (湯澤)




○LIU Siqi  「STUDY ABROAD 海外留学」
b0049355_16215435.jpg

b0049355_16283995.jpg

b0049355_16541121.jpg

b0049355_16543673.jpg

留学希望学生の支援オフィス。 大きな吹抜け空間へ立方体ボリュームを配置し開放的な空間的リズムを創り出した。 素材感と色合いのバランスでカジュアルでフレンドリーな空間イメージを表現。 就学意欲を掻き立てる若々しい空間表現は機能にうまくマッチングしている。 (夏目)

模型表現が魅力的である。バランスの良いグラフィカルな空間構成、わずかに角度をつけた個室などの配置によって、心地よく空間を紡いでいる。 (湯澤)




○渡辺 芽衣  「HEAL CARE」
b0049355_16581479.jpg

b0049355_16595740.jpg

b0049355_170735.jpg

b0049355_1701816.jpg

b0049355_1703165.jpg

各分野のカウンセラーを集めた出張型オフィス。 中庭の吹抜けにより開かれた明るいオフィス空間が健康的な心地よさを生み出す。 構成的にまとめた各分野ごとのワークスペースも円滑なコミュニケーションのために ユニークな構成が工夫されていている。メンタルヘルスを管理するカウンセラーの オフィスはこのようにあるべきではないだろうか。 (夏目)

ストレスの多い職能のメンタルヘルスカウンセラーのためのオフィスというテーマに臨み、友人に取材するなど、課題解決のための明確な目標を早期に設定し、最終までブレが無かった点が良い。空間構成、採光計画、ワークステーションのディテールまで、細やかな提案が実現できている。 (湯澤)










(mat)
by edd-news | 2016-06-21 17:03 | Grade 3
<< 2016年度 3年生 第1課題... 2016年度 3年生 第1課題... >>